精選版 日本国語大辞典 「消残」の意味・読み・例文・類語
け‐のこり【消残】
〘名〙 消えずに残っていること。消え残り。
※万葉(8C後)二〇・四四七一「気能己里(ケノコリ)の雪にあへ照るあしひきの山橘を裹(つと)に摘み来(こ)な」
け‐のこ・る【消残】
〘自ラ四〙 消え残る。消えないで残っている。
※万葉(8C後)一九・四二二六「この雪の消遺(けのこる)時にいざ行かな山橘の実の照るも見む」
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