消残(読み)けのこり

精選版 日本国語大辞典 「消残」の意味・読み・例文・類語

け‐のこり【消残】

  1. 〘 名詞 〙 消えずに残っていること。消え残り。
    1. [初出の実例]「気能己里(ケノコリ)の雪にあへ照るあしひきの山橘を裹(つと)に摘み来(こ)な」(出典万葉集(8C後)二〇・四四七一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

仕事納

〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...

仕事納の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android