… このように包装は物品が生産され,末端の消費者にわたり,消費されるまでに必要な保護機能に加えて,生産性,機械適応性,便利性,保温性,防湿性,防錆(ぼうせい)性,安全衛生性,廃棄性,販売促進性など,その商品の性質と流通の環境によりさまざまの機能が要求され,しかも低コストであることが前提とされている。この包装を使用面からみると,大きく輸送包装と消費者包装に分けられる。
[輸送包装と消費者包装]
従来は工業包装と商業包装という分類であったが,1970年代前半から物流も含めた包装として考えられるようになり,輸送包装と消費者包装という分類が使われるようになった。…
※「消費者包装」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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