淡甘郷(読み)たこうごう

日本歴史地名大系 「淡甘郷」の解説

淡甘郷
たこうごう

和名抄」高山寺本・東急本ともに訓を欠く。「淡甘」の読みは難解である。正倉院御物の調庸関係(緋合縫)の墨書銘に天平勝宝四年(七五二)一〇月「上野国新田郡淡甘郷戸主矢田部根麻呂調黄壱匹長六丈、広一尺九寸」とある。「日本地理志料」は現笠懸かさかけ阿左美あざみを遺名とみて「阿波麻」ではないかとする。「大日本地名辞書」は「淡」は「浅」で「浅甘」であるとして「アサマ」と読み、転用すれば「アサミ」となるという。「淡」は万葉仮名では「た」と読まれている。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 正木文書 高尾

一月五日ごろから二月二、三日ごろの、小寒、大寒合わせた約三〇日間。寒中(かんちゅう)。《 季語・冬 》[初出の実例]「寒(カン)の中 薬喰 声つかふ 酒作 紅粉(べに) 門垢離(かどごり)」(出典:俳...

寒の内の用語解説を読む