深所貫入(読み)しんしょかんにゅう(その他表記)abyssal injection

岩石学辞典 「深所貫入」の解説

深所貫入

塩基性組成の火成岩マグマが,酸性地殻の上に被さって貫入したこと[Daly : 1906].地殻最下部またはマントル上部で発生したマグマが,地殻内深くに生ずる割れ目に沿って貫入する過程をいう[片山ほか : 1970].

出典 朝倉書店岩石学辞典について 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android