清水幸太郎(読み)シミズ コウタロウ

20世紀日本人名事典 「清水幸太郎」の解説

清水 幸太郎
シミズ コウタロウ

大正・昭和期の染織家



生年
明治30(1897)年1月28日

没年
昭和63(1988)年11月15日

出生地
東京

別名
号=松吉

学歴〔年〕
小卒

経歴
13歳から父に長板中形の型付けを学ぶ。縞物、みじん物、追掛物を得意とした。昭和30年重要無形文化財(長板中形)保持者となる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「清水幸太郎」の解説

清水幸太郎 しみず-こうたろう

1897-1988 大正-昭和時代の染色家。
明治30年1月28日生まれ。父吉五郎に師事浴衣をそめる長板中形(ながいたちゅうがた)の型付けの技術で評価され,昭和27年長板中形協会の技術競技会で金賞,銀賞受賞。日本伝統工芸展に出品をつづけた。伝統的技術の保存につとめ,30年人間国宝。昭和63年11月15日死去。91歳。東京出身。号は松吉。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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