ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「溶岩鍾乳」の意味・わかりやすい解説 溶岩鍾乳ようがんしょうにゅうlava stalactite 溶岩鍾乳石ともいう。溶岩トンネルの天井から垂れ下がるつらら状の溶岩。鍾乳洞中の鍾乳石に似ているのでこの名がつけられた。溶岩トンネルができたのちもまだ流動性を保つ溶岩の汁が天井からしたたり落ちることによってできるが,固結した溶岩の表面が再溶融して滴下したものもあるといわれる。玄武岩質溶岩にみられるもので,富士山麓ではところどころにある。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by