滝口宏(読み)タキグチ ヒロシ

20世紀日本人名事典 「滝口宏」の解説

滝口 宏
タキグチ ヒロシ

昭和期の日本史研究者 目黒女子短期大学学長;女子美術大学理事長;早稲田大学名誉教授。



生年
明治43(1910)年10月26日

没年
平成4(1992)年1月30日

出生地
東京市本所区(現・東京都墨田区)

学歴〔年〕
早稲田大学文学部史学科〔昭和11年〕卒

経歴
昭和18年早大高等師範部専任講師を経て、24年教育学部助教授、27年教授となる。43〜51年早稲田実業高等学校校長兼任、また学生生活課長、学生担当理事をつとめ、安保闘争、早大紛争の処理にあたる。56年定年退職し名誉教授。58年より目白学園女子短大学長、女子美術大学理事長。ほかに日本考古学協会長、日本歴史学協会長、全日本大学野球連盟会長などを歴任した。著書に「武蔵国分尼寺」「上総国分寺」「日本古代史の一考察」「古代の探究―現代の考古学」など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の滝口宏の言及

【芝山古墳群】より

…両墳は近接して営まれ,ともに西面する。1956年滝口宏によって発掘された。殿塚古墳は,全長86m,後円部径51m,前方部幅58mをはかり,周濠が二重にめぐる。…

※「滝口宏」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android