…このことは,漢字で文章を綴ることへの価値意識が背景になっているとともに,漢文が僧侶を含めた知識階級にとって必須の教養であったこと,さらには,漢字が1字1音の平仮名にくらべて表意的であるという文字言語としての特徴にも由来すると思われる。また,漢文を訓読した訓読文は,現存の漢字仮名混じり文の母体であり,《今昔物語集》の文章はその先駆けといえるだろう。近世においても漢文の役割は依然として変わらず,江戸時代の学問の中心をなす。…
※「漢字仮名交じり文」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に漢字を...