潜まり返る(読み)ひそまりかえる

精選版 日本国語大辞典 「潜まり返る」の意味・読み・例文・類語

ひそまり‐かえ・る‥かへる【潜返】

  1. 〘 自動詞 ラ行五(四) 〙 まったくひっそりとなる。しずまりかえる。
    1. [初出の実例]「鳥は一ト声も音を聞かせず、皆何処にか隠れて竊まりかへってゐたが」(出典:あひゞき(1888)〈二葉亭四迷訳〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android