潜堤(読み)せんてい

精選版 日本国語大辞典 「潜堤」の意味・読み・例文・類語

せん‐てい【潜堤】

  1. 〘 名詞 〙 海岸にほぼ平行して、波のエネルギーを減殺するために設ける水中構造物。堤のような形で水底に沈んでいるのでこの名がある。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

世界大百科事典(旧版)内の潜堤の言及

【磯波】より

…しかし磯波帯での砕波によって波浪のエネルギーの大部分が消滅すれば,海岸の砂浜や構築物に作用する波圧は小さくなり,波浪の破壊力からそれらを守ることができる。海岸保全のために海面下に設けられる潜堤は人工的に砕波を起こさせるものである。砕波によって失われた大量の波浪エネルギーは,磯波帯内に並岸流longshore current,離岸流rip currentおよび底引き流undertowなどの波浪流wave currentをつくり海浜流系を形成する。…

※「潜堤」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む