潤声(読み)うるみごえ

精選版 日本国語大辞典 「潤声」の意味・読み・例文・類語

うるみ‐ごえ‥ごゑ【潤声】

  1. 〘 名詞 〙 涙がちにくもる声。泣きそうになってはっきりしない声。
    1. [初出の実例]「うるみこへにて、『嘸(さぞ)はらが立ちなんすだろふ。どふいたしいせうねへ』」(出典洒落本・甲駅夜の錦(1801‐04))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 みこ 実例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android