…ハナショウブの咲く6月に観光客が多く,与田浦に120種,10万本のハナショウブをもつ佐原水生植物園,水郷や利根川流域の生活を紹介する大利根博物館などがある。佐原は水郷の入口,潮来(いたこ)は奥座敷といわれ,《潮来音頭》《潮来甚句》など水郷情緒豊かな民謡もあり,周辺の河川,湖沼は釣り客が多い。【菊地 利夫】
[十六島]
利根川下流の低湿地に近世初期から開かれた16の新田集落。…
※「潮来甚句」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...