デジタル大辞泉 「濁り江」の意味・読み・例文・類語 にごり‐え【濁り江】 水の濁っている入り江。「―の澄まむことこそ難かたからめいかでほのかに影を見せまし」〈新古今・恋一〉 にごりえ[書名] 樋口一葉の小説。明治28年(1895)発表。酌婦お力を通して、下層社会の暗い宿命観を写実的に描く。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例