為惚ける(読み)シホウケル

デジタル大辞泉 「為惚ける」の意味・読み・例文・類語

し‐ほう・ける【×惚ける】

[動カ下一]《近世上方語》しくじる。失敗する。
「江戸だなさんざんに―・けて、京へのぼされける」〈浮・一代女・四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「為惚ける」の意味・読み・例文・類語

し‐ほう・ける【為惚】

  1. 〘 自動詞 カ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]しほう・く 〘 自動詞 カ行下二段活用 〙 しくじる。しそこなう。
    1. [初出の実例]「江戸棚さんざんにしほうけて京へのぼされける」(出典:浮世草子・好色一代女(1686)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む