為方知らず(読み)せんかたしらず

精選版 日本国語大辞典 「為方知らず」の意味・読み・例文・類語

せんかた【為方】 知(し)らず

どうしたらよいか、なすべき方法がわからない。処置に窮する。
※石山寺所蔵虚空蔵念誦次第裏文書‐康保三年(966)三月五日・藤原公忠解「望請 御房恩裁・殊廻恩済、遂不成件事者、被申替禅林寺修理料、懐恥老夫、不知為方、注任心之状」
蜻蛉(974頃)中「ここちせんかたしらず、あやしく置き所なきを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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