方法
ほうほう
method
原義はギリシア語で meta hodon「道に従う」を意味する。哲学では目的である知識を得るため思考がふむべき道筋を体系立てたものをいう。方法の種類としては分析的と総合的,帰納的と演繹的,記述的,発生的,弁証法的,問答法的などがある。しかし方法は個々の対象に従って変化する技法や手続などとは異なり,普遍妥当性の主張を含んでいることが多く,その場合哲学者は上記の一つをおのれの方法とする。方法に含まれる手続には観察,記述,分析,定義,証明,分類,因果関係の説明,あらかじめ措定した仮説や要請の適用と検証などがある。
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ほう‐ほう〔ハウハフ〕【方法】
1 目標に達するための手段。目的を遂げるためのやり方。てだて。
2 哲学で、真理に到達するための考えの進め方。
→手段[用法]
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出典 三省堂大辞林 第三版について 情報
ほう‐ほう ハウハフ【方法】
〘名〙
① (「ほうぼう」とも) 物事を行なう
しかた。目的を達するためのてだて。仕様。
※江都督納言願文集(平安後)三「季冬之残陰、礼二三千極聖一、修二懺悔方法一」
※高野本平家(13C前)六「ただ願くは我を哀愍して
出離生死の方法
(ハウボウ)ををしへ」
② 哲学で、与えられた主題の認識を得るために使用される認識手段。思考対象の取扱い方。〔哲学字彙(1881)〕
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