デジタル大辞泉 「処置」の意味・読み・例文・類語 しょ‐ち【処置】 [名](スル)1 その場や状況に応じた判断をし手だてを講じて、物事に始末をつけること。「適切に処置する」2 傷や病気の手当てをすること。「虫歯を処置する」「応急処置」→処分しょぶん[用法][類語]処理・処分・始末 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「処置」の意味・読み・例文・類語 しょ‐ち【処置】 〘 名詞 〙① 判断をくだして、その物事の取り扱い方を決めること。取り計らうこと。きまりをつけること。処理。処措。また、仕打ち。[初出の実例]「名字を改めても人の家を犯し取ておる、且公命のゆるさぬ所なり。とかく定たる処置無レ之候」(出典:雑話筆記(1719‐61)上)「故に政治を処置するの要訣は心を平にし意を安くし」(出典:西洋事情(1866‐70)〈福沢諭吉〉外)[その他の文献]〔漢書‐張安世伝〕② 傷や病気の手当てをすること。[初出の実例]「半身不随意になりし大の男の扱ひ難きを甲斐々々しく介抱して〈略〉一人の僕(をとこ)相手に露厭ふ色なく処置すれば」(出典:いさなとり(1891)〈幸田露伴〉六四) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
普及版 字通 「処置」の読み・字形・画数・意味 【処置】しよち とりさばく。安置する。〔漢書、張安世伝〕其の、故(もと)の掖の令張賀の爲に、守冢三十家を置き、上(しやう)自ら其の里を處置す。字通「処」の項目を見る。 出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報