烏枢沙摩明王(読み)うすさまみょうおう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「烏枢沙摩明王」の意味・わかりやすい解説

烏枢沙摩明王
うすさまみょうおう

仏教守護神の一つ。受触 (じゅしょく) 金剛ともいう。烏枢沙摩は Ucchuṣmaの音写不浄潔,火頭などとも漢訳される。不浄を清らかにする徳をそなえているので不浄なところに祭られる。像としては,忿怒の姿で火炎中にあり,通常四臂を有する。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

今日のキーワード

USスチール買収問題

日本製鉄は2023年12月、約141億ドル(約2兆2千億円)で米鉄鋼大手USスチールを完全子会社化する計画を発表した。国内の鉄鋼市場が先細る中、先進国最大の米国市場で、高級鋼材需要を取り込み、競争力...

USスチール買収問題の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android