火頭(読み)かとう

精選版 日本国語大辞典 「火頭」の意味・読み・例文・類語

か‐とうクヮ‥【火頭】

  1. 〘 名詞 〙 令制で、百姓を徴発して使役する際設けられた職名。一〇人ごとに火頭一人を設け、衛士炊事世話に当たらせる。
    1. [初出の実例]「凡丁匠。皆十人外給一人。充火頭。〈謂。火頭者。厮丁也。執炊爨之事。故曰火頭〉」(出典令義解(718)賦役)
    2. [その他の文献]〔宋史‐食貨志〕

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普及版 字通 「火頭」の読み・字形・画数・意味

【火頭】かとう

炊事夫。

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