無算用(読み)ぶさんよう

精選版 日本国語大辞典 「無算用」の意味・読み・例文・類語

ぶ‐さんよう【無算用】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 算術にくらいこと。計算が得意でないこと。また、そのさま。
    1. [初出の実例]「思へばぶさんよう、そなたの身を売らする程ならば三百両もしてやって」(出典:浄瑠璃・淀鯉出世滝徳(1709頃)下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

部分連合

与野党が協議して、政策ごとに野党が特定の法案成立などで協力すること。パーシャル連合。[補説]閣僚は出さないが与党としてふるまう閣外協力より、与党への協力度は低い。...

部分連合の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android