無重力落下実験施設(読み)むじゅうりょくらっかじっけんしせつ(その他表記)drop tower; drop tube

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「無重力落下実験施設」の意味・わかりやすい解説

無重力落下実験施設
むじゅうりょくらっかじっけんしせつ
drop tower; drop tube

高い塔や地下深坑を使用して,実験カプセルを自由落下させ,そのときに発生する 10秒間以内の無重量状態を利用する実験施設。スペースシャトル等の実験手段に比べ,短時間ではあるが,低コストで,実験の繰り返しができることなどが特徴である。アメリカ,ドイツ,フランスおよび日本などで,長さ数十mから数百mまでのさまざまな施設が存在,あるいは建設中である。日本では,1991年8月に北海道上砂川町の施設が,95年1月に岐阜県土岐市の施設がそれぞれ運用を開始した。

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