特徴(読み)とくちょう

精選版 日本国語大辞典 「特徴」の意味・読み・例文・類語

とく‐ちょう【特徴】

〘名〙
① 他と異なって、特に目立つしるし特色。〔生物学語彙(1884)〕
本物探偵小説(1928)〈江戸川乱歩〉「該博な医学上の知識が到る所に取り入れられてあるのも、重大な特徴だ」
貴人からの、特別のお召し。
※孜孜斎詩話(1800頃)上「終身不京師、天子特徴不至」 〔後漢書‐郎顗伝〕

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デジタル大辞泉 「特徴」の意味・読み・例文・類語

とく‐ちょう【特徴】

他と比べて特に目立つ点。きわだったしるし。「特徴のある声」
特長[用法]
[類語]特色性格売り強み長所特長見どころ取り柄美点身上魅力持ち味特質特性本領売り物真価真骨頂真面目本調子セールスポイントチャームポイントストロングポイントメリット

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

普及版 字通 「特徴」の読み・字形・画数・意味

【特徴】とくちよう

特旨もて徴召する。また、特別のしるし。〔顔氏家訓、後娶〕汝南、~至孝を以て聞ゆ。~光中、車もて特に(め)され、至りて侍中を拜す。、性恬(てんきよ)、疾として(た)たず。

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