然有まじ(読み)さるまじ

精選版 日本国語大辞典 「然有まじ」の意味・読み・例文・類語

さる【然有】 まじ

  1. ( 「まじ」は否定推量の助動詞。「さるまじく(う)」「さるまじき」の形でしか用いない )
  2. そうあるべきでない。適当でない。
    1. [初出の実例]「男どもを。さきなる車疾くやれといへ。さるまじうは、かたはらにひきやらせよ」(出典:落窪物語(10C後)二)
  3. たいしたことがない。ものの数でもない。
    1. [初出の実例]「さるまじき人のもとに、あまりかしこまりたるも、げにわろきことなり」(出典:枕草子(10C終)二六二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む