煉瓦屋(読み)れんがや

精選版 日本国語大辞典 「煉瓦屋」の意味・読み・例文・類語

れんが‐やレングヮ‥【煉瓦屋・煉瓦家】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 煉瓦を焼いて製造し、販売する人。また、その商店
    1. [初出の実例]「古い人は亡くなってね。今ぢゃ桶屋の元さんと煉瓦屋の大将と親方ぐれえな者だあな」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉七)
  3. 煉瓦を用いて建造した西洋風建物。れんがおく。
    1. [初出の実例]「来りて煉瓦屋を視る者、日一日よりも多き故、煉化見世は日一日よりも繁昌也」(出典:今昔較(1874)〈岡三慶〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android