煮ても焼いても食えぬ(読み)にてもやいてもくえぬ

精選版 日本国語大辞典 「煮ても焼いても食えぬ」の意味・読み・例文・類語

に【煮】 ても 焼(や)いても=食(く)えぬ[=噛(か)まれぬ]

  1. ほどこす手段がなく持てあます。手におえない。扱いようがない。
    1. [初出の実例]「にてもやひてもかまれぬは、てつきう・あぶりこ・かなひばし」(出典:浄瑠璃・心中刃は氷の朔日(1709)上)

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