熊野田興屋村(読み)くまのだこうやむら

日本歴史地名大系 「熊野田興屋村」の解説

熊野田興屋村
くまのだこうやむら

[現在地名]酒田市熊手島くまてじま

大野新田おおのしんでん村の北東にあり、最上川下流右岸に位置する。熊野田興野村とも記す。慶長年間(一五九六―一六一五)の開発と伝え(開闢記念碑)、同一六年の検地帳写(熊野田興屋区有文書)によると、田一千三〇一束刈・米一二石八斗余、居屋敷七軒・米二斗余。元和六年(一六二〇)には興地八八二束刈・米七石余(「興地検地帳」同文書)。元和八年の酒井氏知行目録では高四二石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

発見学習

発見という行為の習得を目指す学習。または,発見という行為を通じて学習内容を習得することを目指す学習。発見学習への着想は多くの教育理論に認められるが,一般には,ジェローム・S.ブルーナーが『教育の過程』...

発見学習の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android