爪先立つ(読み)ツマサキダツ

デジタル大辞泉 「爪先立つ」の意味・読み・例文・類語

つまさき‐だ・つ【爪先立つ】

[動タ五(四)]伸び上がるように足の指先で立つ。つまだつ。「―・って人の背後からのぞきこむ」

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精選版 日本国語大辞典 「爪先立つ」の意味・読み・例文・類語

つまさき‐だ・つ【爪先立】

  1. 〘 自動詞 タ行五(四) 〙
  2. かかとをあげて足の指の部分だけで体をささえて立つ。つまだつ。
    1. [初出の実例]「長い間そんな病人の寝顔を見つめてから、爪先き立って部屋を抜け出し」(出典:風立ちぬ(1936‐38)〈堀辰雄〉冬)
  3. 転じて、懸命に耐える。やっとこらえる。

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