牛は嘶き馬は吼え(読み)うしはいななきうまはほえ

精選版 日本国語大辞典 「牛は嘶き馬は吼え」の意味・読み・例文・類語

うし【牛】 は 嘶(いなな)き馬(うま)は吼(ほ)

  1. 物事がさかさまで思い通りにいかないことのたとえ。石が流れて木の葉が沈む。
    1. [初出の実例]「何をいふてもきにいらず、牛はいななき馬はほへ、理は非におちるひだりなは」(出典:浄瑠璃・卯月の紅葉(1706頃)上)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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