物の折(読み)モノノオリ

デジタル大辞泉 「物の折」の意味・読み・例文・類語

もの‐の‐おり〔‐をり〕【物の折】

何かの機会。また、ちょうどその機会。
「―など、人のよみ侍らむにも、よめなどおほせられば」〈・九九〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「物の折」の意味・読み・例文・類語

もの【物】 の=折(おり)[=折節(おりふし)

  1. なにかの機会がある時。また、ちょうどその機会。
    1. [初出の実例]「よろづの怠々しき事を、もののおりごとに、帝のなめしと思すばかりの事を作り出だしつつ聞こえそこなひける間に」(出典:平中物語(965頃)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む