物暗し(読み)モノグラシ

デジタル大辞泉 「物暗し」の意味・読み・例文・類語

もの‐ぐら・し【物暗し】

[形ク]薄暗い。
「―・うなりて、文字も書かれずなりにたり」〈能因本枕・三二一〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「物暗し」の意味・読み・例文・類語

もの‐ぐら・し【物暗】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「もの」は接頭語 ) 何となく暗い。薄暗い。
    1. [初出の実例]「物くらふなりて、文字も書かれずなりにたり」(出典:能因本枕(10C終)三二一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android