物暗し(読み)モノグラシ

デジタル大辞泉 「物暗し」の意味・読み・例文・類語

もの‐ぐら・し【物暗し】

[形ク]薄暗い。
「―・うなりて、文字も書かれずなりにたり」〈能因本枕・三二一〉

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精選版 日本国語大辞典 「物暗し」の意味・読み・例文・類語

もの‐ぐら・し【物暗】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「もの」は接頭語 ) 何となく暗い。薄暗い。
    1. [初出の実例]「物くらふなりて、文字も書かれずなりにたり」(出典:能因本枕(10C終)三二一)

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