物遠し(読み)モノドオシ

デジタル大辞泉 「物遠し」の意味・読み・例文・類語

もの‐どお・し〔‐どほし〕【物遠し】

[形ク]
遠い。遠く離れている。
「かやうの人も、おのづから―・からで、ほの見奉る」〈須磨
よそよそしい。
「いと静かに、―・きさましておはするに」〈紅葉賀

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ベートーベンの「第九」

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android