狭衣の(読み)サゴロモノ

デジタル大辞泉 「狭衣の」の意味・読み・例文・類語

さごろも‐の【狭衣の】

[枕]衣のの意から、「」にかかる。
「―小筑波嶺をづくはねろの」〈・三三九四〉

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精選版 日本国語大辞典 「狭衣の」の意味・読み・例文・類語

さごろも‐の【狭衣の】

  1. 衣には緒(お)をつけるので、「お(緒)」と同音の「お(小)」にかかる。
    1. [初出の実例]「左其呂毛能(サゴロモノ)小筑波嶺ろの山のさき忘ら来ばこそ汝をかけなはめ」(出典万葉集(8C後)一四・三三九四)

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