狭衣の(読み)サゴロモノ

デジタル大辞泉 「狭衣の」の意味・読み・例文・類語

さごろも‐の【狭衣の】

[枕]衣のの意から、「」にかかる。
「―小筑波嶺をづくはねろの」〈・三三九四〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「狭衣の」の意味・読み・例文・類語

さごろも‐の【狭衣の】

  1. 衣には緒(お)をつけるので、「お(緒)」と同音の「お(小)」にかかる。
    1. [初出の実例]「左其呂毛能(サゴロモノ)小筑波嶺ろの山のさき忘ら来ばこそ汝をかけなはめ」(出典万葉集(8C後)一四・三三九四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む