猜懼(読み)さいく

普及版 字通 「猜懼」の読み・字形・画数・意味

【猜懼】さいく

疑いおそれる。〔後漢書、袁紹伝上〕(劉)馥(ふく)自ら猜懼を懷(いだ)き、紹を辭して索去し、きて張(ちやうばく)に依る。後、紹、はしてに詣(いた)らしめ、計議するり。~馥~廁に如(ゆ)きて自す。

字通「猜」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

関連語 項目

《料理されるためにまないたにのせられた魚の意から》相手のなすに任せるより方法のない運命のたとえ。まないたの鯉こい。[類語]俎板まないたの鯉こい・薬缶やかんで茹ゆでた蛸たこのよう・手も足も出ない...

俎上の魚の用語解説を読む