猪槍(読み)いのししやり

精選版 日本国語大辞典 「猪槍」の意味・読み・例文・類語

いのしし‐やりゐのしし‥【猪槍】

  1. 〘 名詞 〙 猪狩りに用いた長さ一メートルぐらいの手槍。柄は竹、身は笹穂(ささぼ)製で、直径一五センチメートルほどの鍔(つば)をつけたもの。
    1. [初出の実例]「村民各猪鎗・竹鎗等を携へ、三千余集合し」(出典:明治六年暴動一件諸報告(1873)管下大野郡土民騒擾御届)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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