献残(読み)ケンザン

デジタル大辞泉 「献残」の意味・読み・例文・類語

けん‐ざん【献残】

大名が受けた献上物で不用のもの、使いきれないで残っているもの。

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精選版 日本国語大辞典 「献残」の意味・読み・例文・類語

けん‐ざん【献残】

  1. 〘 名詞 〙 大名が受けた献上物で不用なもの。同じような物が重なり使い切れないで残った物にいう。
    1. [初出の実例]「気逆には美濃柿の蔕を洗ひし水を用ひて度々奇功有る事を咄し、到来献残の蔕を貯置し由にて」(出典:随筆・耳嚢(1784‐1814)六)

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