献残(読み)ケンザン

精選版 日本国語大辞典 「献残」の意味・読み・例文・類語

けん‐ざん【献残】

  1. 〘 名詞 〙 大名が受けた献上物で不用なもの。同じような物が重なり使い切れないで残った物にいう。
    1. [初出の実例]「気逆には美濃柿の蔕を洗ひし水を用ひて度々奇功有る事を咄し、到来献残の蔕を貯置し由にて」(出典:随筆・耳嚢(1784‐1814)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む