猿楽ふ(読み)サルガウ

デジタル大辞泉 「猿楽ふ」の意味・読み・例文・類語

さる‐が・う〔‐がふ〕【猿楽ふ】

[動ハ四]《「さるごう猿楽)」の動詞化》こっけいなことをする。ふざける。
「―・ひ興じけるも」〈鶉衣・嘯花誄〉

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精選版 日本国語大辞典 「猿楽ふ」の意味・読み・例文・類語

さる‐が・う‥がふ【猿楽・戯謔】

  1. 〘 自動詞 ハ行四段活用 〙 ( 「さるごう(猿楽)」を活用させた語 ) こっけいな言動をする。おかしなかっこうをする。おどける。
    1. [初出の実例]「男などのうちさるがひ、ものよくいふが来たるを」(出典:枕草子(10C終)一四〇)

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