獣肉(読み)ジュウニク

デジタル大辞泉 「獣肉」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐にく〔ジウ‐〕【獣肉】

けものの肉。特に、イノシシなど野生動物の肉。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「獣肉」の意味・読み・例文・類語

じゅう‐にくジウ‥【獣肉】

  1. 〘 名詞 〙 けだものの肉。獣類の肉。
    1. [初出の実例]「忌獣肉神代始、法於延喜之間」(出典:秦山集(1728)雑著・申乙録一(古事類苑・動物一))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の獣肉の言及

【肉食】より

…穀物栽培に不適なところで肉食文化が成立するとしても,肉食文化の成熟には穀物生産力の発展が大きく寄与するといえよう。牧畜文化【鯖田 豊之】
【日本の肉食史】
 世界的にみてきわめて特異な例に属するが,近代になるまで日本人の多くは獣肉食を忌避していた。もちろん日本人とても縄文期の狩猟採集生活では手に入るもののすべてを食べており,弥生時代に稲作が始まってからも事情は変わらなかった。…

※「獣肉」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android