玄酒(読み)げんしゆ

普及版 字通 「玄酒」の読み・字形・画数・意味

【玄酒】げんしゆ

水。祭祀用語。〔礼記、礼運〕故に玄酒室に在り。〔〕玄酒とは水を謂ふなり。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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世界大百科事典(旧版)内の玄酒の言及

【玄】より

…それは〈天地玄黄〉といわれるように本来天の色である。また〈玄酒〉といえば祭礼のさいに酒の代用とされる水を意味する。哲学として〈玄〉をとくに強調したのは前漢末の揚雄が《易経》になぞらえてつくった《太玄経》であり,また《老子》の〈無〉に基礎をおく魏・晋の哲学は〈玄学〉とよばれた。…

※「玄酒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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