瓦の窓(読み)カワラノマド

デジタル大辞泉 「瓦の窓」の意味・読み・例文・類語

かわら‐の‐まど〔かはら‐〕【瓦の窓】

土を焼き固めてつくった窓。
貧者隠者の住居。また、そこに住む人。
「―、柴のいほりの言の葉をも、…漏らすことなし」〈千載・序〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「瓦の窓」の意味・読み・例文・類語

かわら【瓦】 の 窓(まど)

  1. 瓦焼きのものでこしらえた窓。転じて、貧者や隠者などの住む家。また、そこに住んでいる人。
    1. [初出の実例]「(カワラノまト)」(出典:韻字集(1104‐10))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android