甘え甚し(読み)アマエイタシ

デジタル大辞泉 「甘え甚し」の意味・読み・例文・類語

あまえ‐いた・し【甘え甚し】

[形ク]甘えすぎて、気恥ずかしい。
「今は―・くて、まかり帰らむことも難かるべきここちしける」〈かげろふ・中〉

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精選版 日本国語大辞典 「甘え甚し」の意味・読み・例文・類語

あまえ‐いた・し【甘甚】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 甘えがすぎて気がとがめる。また、きまりが悪い。親しみすぎてきままにふるまいすぎる。
    1. [初出の実例]「いまはあまえいたくて、まかりかへらんこともかたかるべき心ちしける」(出典:蜻蛉日記(974頃)中)

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