生仲(読み)なさぬなか

精選版 日本国語大辞典 「生仲」の意味・読み・例文・類語

なさぬ‐なか【生仲】

[2] (生さぬ仲) 小説。柳川春葉作。大正元~二年(一九一二‐一三新聞小説として発表。漁業会社社長の息子をめぐり、育ての親と実母の愛の対比と葛藤を描く。作者自身によって劇化され、大正二年京都座初演。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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