生妬し(読み)なまねたし

精選版 日本国語大辞典 「生妬し」の意味・読み・例文・類語

なま‐ねた・し【生妬】

  1. 〘 形容詞ク活用 〙 ( 「なま」は接頭語 ) なんとなくねたましい。ちょっと憎らしい。
    1. [初出の実例]「竹の名とも知らぬものを、なまねたしとやおぼしつらん」(出典:春曙抄本枕(10C終)一二二)

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