生暖(読み)なまあたたか

精選版 日本国語大辞典 「生暖」の意味・読み・例文・類語

なま‐あたたか【生暖】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用 〙 ( 「なま」は接頭語 ) いやに暖かであるさま。少し暖かいさま。また、なまぬるいさま。〔ロドリゲス日本大文典(1604‐08)〕
    1. [初出の実例]「その晴れ間にはおりおり生ま煖かな日かげも射して」(出典:あひゞき(1888)〈二葉亭四迷訳〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 出典 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android