生込・埋込(読み)いけこむ

精選版 日本国語大辞典 「生込・埋込」の意味・読み・例文・類語

いけ‐こ・む【生込・埋込】

〘他マ五(四)〙
① (生込) 植物花器にさして形をととのえる。いける。
② (埋込) 地中または灰の中などに埋め入れる。うずめかくす。いける。
※落語・たらちめ(1894)〈四代目橘家円喬〉「モー独身者学校は卒業為て居るから、火は蓄込(イケコ)んで有る」

いけ‐こみ【生込・埋込】

〘名〙
① (生込) 植物を花器にさして形をととのえること。
※洒落本・一事千金(1778)二「さんごじゅの花器には活(イケ)こみの秋の千くさ」
② (埋込) 土などの中に埋め込むこと。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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