田中島村(読み)たなかじまむら

日本歴史地名大系 「田中島村」の解説

田中島村
たなかじまむら

[現在地名]伊勢崎市田中島町

南西をおお(下り松川)が流れ、東は連取つなとり村、北は宮子みやこ村、南は大川を挟み田中たなか村。前橋道が北方を通る。永享一二年(一四四〇)一一月二五日の長尾景仲遵行状(黄梅院文書)宛名に「田中嶋修理亮」がみえる。

「寛文朱印留」に村名がみえ、前橋藩領。寛文郷帳では田方八一石余・畑方二三二石余。元禄郷帳では伊勢崎藩領。近世後期の御改革組合村高帳でも同藩領、家数二七。天保二年(一八三一)の伊勢崎領田畑寄(上岡文書)によると、高三一四石余の反別四二町七反余、うち田方一七町八反余・畑方二四町九反余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android