生業(読み)せいぎょう

精選版 日本国語大辞典「生業」の解説

せい‐ぎょう ‥ゲフ【生業】

〘名〙 生活するための仕事。なりわい。すぎわい。
※続日本紀‐養老二年(718)四月乙亥「勧人生、為制条
※史記抄(1477)一四「あちこち遊あるいて、家の生業を治めたりなんどもせぬぞ」 〔史記‐封禅書〕

すぎ‐わい ‥はひ【生業】

〘名〙 生計を立てるための職業世渡りの手段。なりわい。生計。活計。すぎあい。〔文明本節用集(室町中)〕
浄瑠璃・菅原伝授手習鑑(1746)一「浪人の産業(スギハイ)鳴滝村で子供を集め、手習指南仕り」

すぎあい すぎあひ【生業】

〘名〙 「すぎわい(生業)」の変化した語。
※三河物語(1626頃)三「内儀は、昔親祖父のすぎあひのごとく成、ひゑがいのてい成」

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デジタル大辞泉「生業」の解説

なり‐わい〔‐はひ〕【生業/家業】

生活を営むための仕事。「小説を書くことを―とする」
五穀が実るようにつとめるわざ。農業。また、その作物。
「―は天下の大きなる本なり」〈崇神紀〉
[類語]職業仕事生業商売家業稼業ビジネス

すぎ‐わい〔‐はひ〕【生業】

生計のための職業。なりわい。
「―は草箒ばうきの種なるべし」〈永代蔵・一〉

せい‐ぎょう〔‐ゲフ〕【生業】

生活のための職業。なりわい。すぎわい。「八百屋を生業とする」
[類語]職業仕事なりわい商売家業稼業ビジネス

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普及版 字通「生業」の解説

【生業】せいぎよう(げふ)

くらし。〔宋書、謝霊運伝〕靈に因り、生業甚だ厚し。奴(おほ)く、義故門生數百、山を(うが)ち湖を浚(さら)へ、功役已(や)むこと無し。山を(みね)に陟り、必ず幽峻に至る。

字通「生」の項目を見る

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世界大百科事典内の生業の言及

【職業】より

…職業社会といわれる今日では,人は直接間接になんらかの職業や職業人とつながりをもっており,職業はわれわれの生活のなかできわめて重要な役割を果たしている。
[職業と生業]
 〈職業〉は漢の時代にまでさかのぼることができる古いことばである。職業ということばには,もともと生業とか〈なりわい〉という意味がある。…

※「生業」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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