田辺九万三(読み)タナベ クマゾウ

20世紀日本人名事典 「田辺九万三」の解説

田辺 九万三
タナベ クマゾウ

明治〜昭和期のラグビー選手,実業家 東邦電力専務;日本ラグビー協会長。



生年
明治21(1888)年3月9日

没年
昭和30(1955)年6月12日

出生地
神奈川・浦賀

学歴〔年〕
慶応義塾卒

経歴
慶応義塾の英語教師クラークが明治32年、日本初のラグビーを塾生に導入。当時からラグビーを始め、不敗のYCAC(横浜外人)チームを破るため、ニュージーランドラグビーからヒントを得、独得のFWセブンシステムを創案、41年初めて外人チームを倒した。44年慶大主将。卒業後東邦電力に勤め同社専務。大正15年日本ラグビーフットボール協会設立、理事長、昭和28年会長を務めた。長らく日本ラグビー界のトップにあった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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