由無文(読み)よしなしぶみ

精選版 日本国語大辞典 「由無文」の意味・読み・例文・類語

よしなし‐ぶみ【由無文】

  1. 〘 名詞 〙 つまらない手紙。
    1. [初出の実例]「よしなしふみうちかき、内わたりの宿直のをりなど、はかなき事もありしを」(出典:富岡本栄花(1028‐92頃)衣の珠)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android