世界大百科事典(旧版)内の画史の言及 【狩野派】より …狩野派はこうした組織を作って画壇での実権を握るとともに,自らの権威づけをも行っている。それが17世紀後半から行われる画史の編纂である。 最初の画史といわれる《丹青若木集》は光信の門人とされる狩野一渓(1599‐1662)の手になるものであり,京狩野の狩野永納は《本朝画史》(1693)を完成させている。… ※「画史」について言及している用語解説の一部を掲載しています。 出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」