白几帳面(読み)シラキチョウメン

デジタル大辞泉 「白几帳面」の意味・読み・例文・類語

しら‐きちょうめん〔‐キチヤウメン〕【白×几帳面】

[名・形動]ひどくきまじめなこと。また、そのさま。「白几帳面な人」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「白几帳面」の意味・読み・例文・類語

しら‐きちょうめん ‥キチャウメン【白几帳面】

〘名〙 (形動) (「しら」は純粋であるさまを表わす)
① ひどく几帳面なこと。すこしも後ろ暗いところのないこと。はなはだしくまじめなこと。また、そのさま。きまじめ。
洒落本・南客先生文集(1779‐80)「おいらアまたしらきちょうめんの取(とっ)てあるの明いお客様だ」
② つつみかくしせず、ありのままであること。また、そのさま。
※黄表紙・面向不背御年玉(1787)「知ってるなら知ってると、しらきちゃうめんに言ひねんし」

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